1. トップページ>
  2. 設立からのあゆみ>
  3.  2014 H26年度
2014 平成26年度 事業報告
1) 文化事業プロジェクト
   
4/18〜11/15 上高地食堂、市営上高地アルペンホテル、徳沢ロッヂにてネパール物産展示販売を開催。
4/18〜11/15

市営上高地食堂2F会議室にて「上高地の美しい自然」「北アルプスの美しい自然」写真展を開催。

4/26〜11/15  「市営上高地アルペンホテル内で常設 山岳写真展 を展示。
4/26〜5/30  「岳都グリンデルワルトとスイスアルプス」写真展が上高地アルペンホテル2F特設会場で開催。約1ヶ月展示し、評判を得る。
5/18

「ヒマラヤの青い空とカトマンズ〜市民交流25年の歩み」TV松本の収録
TV松本放送日は、6/1(日)PM12:00、6/15(日)AM11:30, PM8:30,  7/6(日)AM11:30、7/27 (日) PM5:00、

7/12

「岳都カトマンズとヒマラヤ映写会」姉妹都市・市民交流25年の歩み
Mウィングで開催。約50名出席。スライド上映にて、鈴木理事長講演。
第一部姉妹都市市民交流25年歩み、第二部ヒマラヤの魅力と登山の注意」

10/16〜19 「岳都カトマンズ訪問とネパールヒマラヤ」写真展、花のエベレスト撮影紀行報告を井上デパート7F 大ホールで開催。審査員 山岳写真家 内田良平氏により、優秀作品は、ネパール大使賞、カトマンズ市長賞、 松本市長賞、入賞等が選抜され、謝恩会場で授与された。
10/18 MHC創立25周年記念謝恩会をホテルブエナビスタ3Fグランデにて、110余名出席して開催。市民交流を共に歩んできた皆様へ謝恩会にてお礼申し上げる。来賓者としてネパール特命全権大使マダン・K・バ ッタライ大使ご夫妻、カトマンズ市からは、サンタラム・ポハレル副市長代行ら8名、又松本市からは、坪田明男副市長、太田更三市議会議長らも御出席。
11/1 独立行政法人国際協力機構・駒ヶ根青年海外協力隊訓練所主催「ネパールとの懸け橋」につて、Mウィングでスライドなどを使用し、鈴木理事長が講演
1/29〜2/1

会場井上百貨店本館7階大ホールにおいて、「2014MHC登山講習」の報告として、表題「NPO法人松本ヒマラヤ友好会 山岳写真展」を開催.報告写真120点、応募作品50点が展示され、山岳写真家内田良平さん が審査員となり、特別賞、金賞、銀賞、銅賞、入賞3などが表彰

4/1〜25.3/31

MMHC松本本部事務所にて≪小さなお買い物で大きな国際協力≫をテーマ にネパール物産を展示紹介し、希望者に販売する。

 

 

2) 山岳スポーツ振興事業プロジェクト
   
@ 「2014MHC登山講習」と報告写真展(2014年5月〜2015年3月)
  共催 松本市、後援 長野県教育委員会 他
   
  目的
 

・現在、北アルプス等を初めとする日本の山々では、市民登山の時代が到来しています。

・山岳遭難を未然に防ぐことも願い、「安全でより楽しい市民登山」とするために、ヒマラヤ等高所登山経験豊富な講師の指導により系統的に登山技術を習得し、山岳の知識と登山の楽しさを学べる市民参加による「2014MHC登山講習<」を開講。

・この企画を実施する事で、長野県の美しい山岳があらためて認識され、報告写真展を開催する事で、市民一般の皆様にも、自然や登山への関心を深めてもらう。

   
  事業内容
  ・市民参加を募り、北アルプス等で年間を通じ、月1〜3回程度の割で実施し、ヒマラヤ高所登山経験豊かなインストラクターを招き、春夏秋冬の登山での登り方と用具の使い方そして登山の準備と心得、また酸素希薄な高所での初歩的な医学や栄養学の知識も学ぶ。 
・これらの事業は、松本駅前井上デパート本店7階大ホールにて、2014MHC登山講習報告写真展」を開催。2014年度に実施した登山講習の山々の山岳や自然景観そして参加者の登山を楽しむ様子等のパネル写真を展示報告した。
   
  講習場所、期間
 
I. 登山講習説明会 

2014.5/17(土) 2014MHC登山講習説明 (中央公民館)
登山の準備と心得、水分、エネルルギー源の取り方、高山病対策と 低体温症など、初歩的医学、栄養学を、ビデオ映像などで学ぶ。 2014登山講習日程について、スライド映像等使い説明・・25名参加

 

II. 2014 MHC登山講習報告
  1.

5/10(金)〜11(土)「残雪の常念岳」8名参加
5〜7月中、テレビ松本で2007年市政施行100周年記念MHC登山講習槍・穂高連峰縦走、2011年の花の奥上高地がアーカイブスとして再放送

  2. 5/24 (土)〜25(日)「内田良平山岳写真教室」4名参加   
  3.

6/8土)〜9(日)「残雪の槍ヶ岳登山」中止

  4.

6/28(土)〜29(日)「金峰山、瑞牆山」11名参加

  5. 7/5(土)〜6月)「木曽駒・宝剣岳登山」13名参加
  6. 7/19(土)〜21(日)「夏の表銀座・燕槍縦走登山」8名参加
  7.

7/26(土)〜27(日)「花の八ヶ岳南部縦走」21名参加

  8.

8/2(土)〜3(日)「大雪渓針ノ木岳登山」23名参加

  9.

8/13(水)〜16(土)「槍・穂高連峰縦走」中止

  10. 8/23(土)〜24(日)「日本最高峰富士山登山」4名参加
  11.

9/6(土)〜7(日)「西穂高岳登山」12名参加

  12.

9/26(土)〜28(月) 「南ア名峰塩見岳」14名参加

  13.

10/5(土)〜6(日)「紅葉の涸沢と奥又白を行く」15名参加

  14.

10/25(土)〜26(日)「焼岳登山と紅葉の上高地」6名参加

  15.

11/3(土)〜11/4(日)「新雪の常念岳を登る」4名参加

  16.

11/23(土)〜11/24(日)「新雪の燕岳と温泉」13名参加

  17.

2/14(土)〜15(日)「スノーシューで行く上高地」10名参加

  18.

3/7(土)〜8(日)「白銀の硫黄岳」8名参加

 

・春から初夏・・山麓は花が咲くが、稜線は湿気多く、不安定な天候。
・夏・・晴れの日もあるが、土砂降りの日もある。不安定な天候。
・秋から冬・・初秋から急激に寒くなり、冬は積雪が多かった。
・登山説明及び登山講習(16講座)参加者総数 199名(2014/5〜2015/3)

     
A MHC創立25周年記念事業
松本カトマンズ姉妹都市提携25周年記念
「岳都カトマンズ訪問と花のエベレスト撮影紀行W」
 

2014年4月24日〜2014年5月3日までの日程で松本市民を始めとする参加者7名とカトマンズ在住のネパール人2名を加えた総勢9名により実施致しました。4/25カトマンズ市役所を表敬訪問。カトマンズで世界文化遺産の探訪、4/26からは、エベレスト山麓へのトレッキングを行い、岳都交流と姉妹都市交流の責任も果して参りました。

   
 
I. 説明会
 

22014.2/8、3/8他 (MHC本部)、計10名
日程、費用、注意事項、海外保険、報告写真展など

   
II. 壮行会
 

3/29(居酒屋しずか)
日程の最終打ち合わせと激励、参加者親睦を図る 10名参加

     
III. 日程 / 内容
  4/24

貸切バスでAM3:30松本発、成田-香港-AM9:30カトマンズへ到着。

  4/25

カトマンズ市役所を表敬訪問。サンタラム・ポハレル、カトマンズ市副行政長官らが、私達一行を出迎える、この後世界文化遺産の遺跡や建物群を探訪する。

  4/26

定期便でエベレスト山麓のルクラへ飛び、シェルパ3人とポーター6人と共に、エベレスト街道を登り、トレッキング開始。

  4/27

3440mナムチェバザール 泊

  4/28

3790mクムジュン村到着、クムジュン校訪問、交流会を開催。

  4/29

エベレストビューホテルの丘3870mに登り展望。この日ナムチェ泊

  4/30 ルクラへ引き返し泊
  5/1 悪天候の為、ルクラ泊
  5/2 ヘリコプターでカトマンズ帰還。夜、カトマンズの短期大学に通学するMHC奨学生12名の内8名、カトマンズ市副行政長官、大衆歌手スンダリ・ミカさんらも出席して交流会開催。深夜出国。
  5/3 香港経由で、成田空港へPM2:40に到着。各人、この日の夜までに無事帰宅する。
     

IV.MHC松カ姉妹都市交流事業「岳都カトマンズ訪問とエベレスト撮影紀行X」

 

「岳都カトマンズ訪問とエベレスト撮影紀行W」は、2014年12月24日〜2015年1月11日までの日程で、松本市民を始めとする参加者6名により、実施致しました。


参加者一行は、カトマンズ市を表敬訪問して古都カトマンズを探訪し、エベレスト山群の山麓を奥深く巡り、カラパタールピーク5545mの登頂を見事果たして、MHC松本カトマンズ姉妹都市交流事業としての「山と美しい自然」を仲立ちとした岳都交流と、松カ姉妹都市交流の責任も果して参りました。

     
講師、スタッフ(敬称略)
内田良平 (写真講師)
  日本を代表する山岳写真家。1936年横浜市生まれ。山岳写真多数発表。主な作品に「エベレスト街道」「カトマンズ百景」「アンナプルナ周遊」「上高地」「日本百名山」「ヒマラヤ50峰・岩雪氷雲そして光」日本山岳写真集団同人、日本山岳会々員、ベルニナ山岳会会員。神奈川県横浜市在住 MHC会員

鈴木雅則 (登山指導) 

  登山講習の責任者、1950年.東京生れ。松本市と姉妹都市ネパール首都カトマンズとの市民交流を進め、姉妹提携以来25年の間に、延べ350余名の市民を引率する。ヒマラヤトレッキングでは5400m〜6500mのピークへ延べ約145名を登攀隊長として登頂成功に導く。安全登山に多くの実績を持つ。MHC理事長 松本市海外都市交流委員会カ副部会長 (公益)日本ネパール協会理事、県支部長
MHC山岳委員
 

MHCヒマラヤ高所4000m〜6500m登頂経験者、又は登山熟達者 古幡健夫、上条賢介、松岡いつ子、内山康翁 渡辺直嗣、甕俊昭、市川浩章、中村宗晴、近藤茂、中村治幸、木村郁子、丸山清栄、梅村博通、関口喜人 他

   
事業の効果
 

登山講習参加者は、山の装備、山の登り方やレスキューの方法などの登山技術、山岳撮影技術や高山植物などの知識、行動食や水分、高山病対策、低体温症などの初歩的な医学、栄養学の知識も得て、安全登山についての認識を深めたことでしょう。

   
3) 国際協力推進プロジェクト
   
@ 国際協力事業基金の積立
2014MHC登山講習及び寄付金、講演料、物産展示販売の収益が国際協力事業基金に積立てられました。私達の小さな活動がネパールの青少年の教育の為に役立っています。
   
A

カトマンズのカレッジへ通学するクムジュン校を卒業した勤勉学生への奨学金及び 奨学金事務局運営費支給

MHC奨学生運営費 12名×(Rs3,000/月×12ヶ月)= Rs432,000
カトマンズ盆地に在る短期大学へ進学する勤勉学生へパサンダワ事務局長が1人づつ、そして1ヶ月毎に、学校生活の様子を確認し、2014年度は1人Rs 3,000/月支給。奨学金事務局運営費 Rs36,000/年 支給していています。

 

※1996年設立以来MHC奨学生は、2015年現在、卒業生、医学奨学生含め、延べ81名を数えます。

 

☆ scholarship students 2014/2015
17期生1名、18期生5名、19期生6名=計12名

19期生

ラクパ・ヌル(Mr Lhakpa Nuru Sherpa)

All Nepal Technical College
専攻 :Health Assistant

19期生

ラクパ・ツェリン(Mr Lhakpa Tshering Sherpa)
All Nepal Technical College
専攻 :Health Assistant

19期生

パサン・ツェリン(Mr Pasang Tshering Sherpa)
St Lawrence College
専攻 :Computer Science / Management

19期生

ソナム・ウォンディ(Mr Sonam Wongdi Sherpa)
St Lawrence College
専攻 :Hotel Management & Thanka Art

19期生

ニペマ・ドカ(Ms Pema Doka Sherpa)
Bagmati Modern College
専攻 :Management 

19期生

ソナム・チュティン(Ms Sonam Chhutin Sherpa )

Pushpalal Memorial College
専攻 :Education

18期生

カミ・ツェリン(MR Kami Tshering Sherpa ))

Xavier International College
専攻 :Mamagement

18期生

ラクパ・カンチ(Ms Lhakpa Kanchi Sherpa)

Pushpalal memorial College
専攻 :Education

18期生

フラ・カンチ(Fhura kanchi Sherpa)

Pushpalal memorial College
専攻 :Education

18期生

ドルジ・チェティン( Mr Dorje Chheten Sherpa)

Tribuwan Adharsha Collage
専攻 :Management/ Computer science

18期生

パルデン・ドマ(Ms Palden Doma Sherpa)

Pushpalal memorial College
専攻 :Management

17期生

ツエリン・タシ(Mr Tshering Tashi Sherpa)

Nepal Medical College
( Affilated to Kathmandu University )
専攻 :医学

※全員、カトマンズの短期大学で経営学、教育学コースなどを専攻し苦学しています。若い彼らが、ネパールの将来を背負って立つ事でしょう。私達の小さな活動がネパールの青少年の教育の為に役立つ事を願っています。

   
B

MHCは、2002年3月15日よりクムジュン校の学生寮、食堂、台所、シャワー室、水道引き込み工事(600m)等の工事を展開。建設の主な資金が、外務省本省から33,998ドル(約440万円当時)が支給され、2002年7月4日建物完成、引渡し。総工費約510万円。現在、運営費の一部負担をしています。

 

・電気代50% Rs5,000/月×12ヶ月=Rs60,000 ・・MHC学生寮、食堂、台所他の電気代です。
・学生寮教師2名の宿舎舎監費用 Rs24,000/年 ・・学生寮に同居します。

 

2002年にクムジュン校内に建設した、学生寮以外のもう一棟、食堂台所棟は、クムジュン校運営委員会により、学生寮に改造されました。校庭北門入り口付近に、寮生全員が入れる、新食堂・台所を建設。この度完成し、Golden Jubilee House(50周年記念建物)と名づけられました。現在、MHC学生寮には、6年生から10年生までの24名、入寮しています。

   
C 安曇野市穂高北小学校とクムジュン校との交流支援
 

2005年から2013年の9年間、穂高北小学校からのペンや帳面等の文具、サッカーボール、バレーコート等を参加者、述べ約150名によりクムジュン校の学校へ運搬していました。 発案者、原田匡代さんがPTA会長を辞め、お子さんも卒業して3年目で、説明会を開催する事もないため、懸念していたところ、現PTA会長より中止の電話連絡があり、2014年度冬から取り止めとしました。

   
D

ネパールの物産品の製作事業 

上高地などで展示販売する、MHCネパールオリジナル製品をネパール民謡歌手スンダリミカさんのNGO活動により製作。ネパール貧困女性の経済支援活動に役立っています

   
E

MHCカトマンズ支部運営費 

約60,000円/年 ・・MHC本部一般会計より支給。

 

・MHCシャンカール・R/キャンディール、カトマンズ支部長が運営責任に当たり、 TEL、FAX、メール、打ち合わせ会など、事務所諸経費代として支給。