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2007 平成19年度 事業報告
1) 文化事業プロジェクト
4/24〜11/15 市営上高地アルペンホテル、市営上高地食堂にてネパール物産展示販売を開催。
6/1〜11/15 市営上高地食堂2F会議室にて「ヒマラヤの青い空とカトマンズ写真展」を開催。
6/11〜11/5 乗鞍観光センターにてネパール物産展示販売と「ヒマラヤの青い空とカトマンズ写真展‐U」を開催。
6/15〜17 「内田良平山岳写真教室」を上高地、乗鞍高原にて開催。
7/18 「内田良平山岳写真教室」講評会をMHC本部事務局にて開催。
7/21〜10/31 大町山岳博物館にてネパール物産展示販売開催。及び「ヒマラヤの青い空とカトマンズ写真展」
7/21〜8/5 「心の故郷ネパールと白銀のヒマラヤ」と題し、鈴木理事長の講演(7/21)を開催。
8/21〜11/15 上高地アルペンホテル2F会議室にて特別写真展「春の上高地と槍・穂高岳」を開催。
8/30、9/2 MHC文化委員計9名が諏訪湖畔に在る「マハラジャ」を訪ね、ネパール料理研修を行う。
9/6 松本市Mウィングにてネパールの歌姫、スンダリ・ミカさんのミニコンサートを開催。
9/20〜25 井上デパート本館7階大ホールにて−松本市市制施行100周年記念事業−「内田良平山岳写真教室作品発表会と2007MHC登山講習報告写真展」及びネパール物産展示販売を開催。 松本市坪田副市長を招待し開会式を行う。期間中、大勢の来場者が絶えることなく訪れる。
1/31〜2/4 井上デパート本館7階大ホールにて「ヒマラヤを望むネパール文化紀行&MHC秋山登山講習報告写真展」及びネパール物産展示販売を開催。1/31、2/1PM2:00〜3:30スライド映像による理事長の報告講演を行う。期間中、大勢の来場者を迎え、盛況の内に終了する。
2/1 ホテルブエナビスタ3Fグランデの間にて「2007MHC登山講習・エベレスト撮影紀行」報告会・表彰式 開催。カトマンズから副市長代理ジュンカナス・ダカール氏ら13名の出席を得て、盛大に行われる。
2/2 松本市Mウィングにて「カトマンズの世界文化遺産と伝統的な街づくり」の講演会をMHC主催、松・カ市姉妹提携委員会共催で開催。カトマンズ市からの来賓者、副市長代理ジャンカナス・ダカール氏らから諸々の質問に解答して頂く。
4/1〜20.3/31 MHC松本本部事務所にて≪小さなお買い物で大きな国際協力≫ をテーマにネパール物産品を展示紹介し、希望者に販売する。
2) 山岳スポーツ振興事業プロジェクト
@ 登山並びにエベレスト撮影紀行説明会   ★ 救急講座開催
2007.5/12 開講式
6/12 夏山登山説明会
9/4 秋山登山説明会
  4/14日(土)PM1:30〜3:30 Mウィング4-2
山岳委員など10名参加
講師:丸の内消防署主任、岡崎健二氏
A −松本市市制施行100周年記念事業−「北ア登山の歴史と登山の楽しさを学ぶ2007MHC登山講習」 2007年5月〜2008年3月 共催 : 松本市、後援 : 長野県教育委員会 他
目的
現在、北アルプス等を初めとする日本の山々では、市民登山の時代が到来しています。
山岳遭難を未然に防ぐことも願い、「安全でより楽しい市民登山」とするために、山岳の知識と登山の楽しさを学べる市民参加による「2008MHC登山講習」を開講。
事業内容
市民参加を募り、北アルプス等で年間を通じ、月1〜3回程度の割で実施し、ヒマラヤ高所登山経験豊かなインストラクターを招き、春夏秋冬の登山での登り方と用具の使い方そして登山の準備と心得、また酸素希薄な高所での初歩的な医学や栄養学の知識も学ぶ。
講習場所、期間
@ 5/3 (木)〜4 (金)「残雪の乗鞍岳登山」10名参加
A 5/26(土)〜27(日) 上高地登山案内人と歩く「花の上高地」13名参加
B 6/2(土)〜3(日) 初心者雪山「残雪の槍ヶ岳」登山14名参加
C 6/15(金)〜17(日)「内田良平山岳写真教室」8名参加
D 6/23(土)〜24(日) 初心者「ザイルワーク講習」10名参加。
講師ゲル・ラマ・クライミングシェルパ
E 6/30(土)〜7/1(日)「花の八ヶ岳縦走登山」32名参加 
F 7/14(土)〜16(月)「北ア表銀座、燕・槍ヶ岳縦走登山」13名参加
G 7/28(土)〜29(日)「夏の常念岳登山」15名参加
H 8/4(土)〜5(日)「西穂高岳登山」28名参加
I 8/11(土)〜14(火)「槍・穂高連峰縦走登山」29名参加
J 8/25(土)〜26(日)「日本最高峰富士山登山」19名参加
K 9/8(土)〜9(日)「焼岳登山と上高地散策」14名参加
L 9/29(土)〜30(日)「紅葉の涸沢・奥又白を行く」29名参加
M 10/6(土)〜7(日)「紅葉の乗鞍岳登山と温泉・滝巡り」9名参加
N 10/13(土)〜14(日)「晩秋の燕岳、紅葉と温泉」17名参加
O 10/27(土)〜28(日)「紅葉の上高地ゆったり紀行」7名参加
P 11/3(土)〜4(日)「新雪の常念岳を登る」32名参加
Q 2/16(土)〜17(日)「スノーシューで行く上高地・乗鞍高原」20名参加
R 3/8(土)〜9(日) 初心者雪山「白銀の硫黄岳(2765m)を登る」8名参加
  登山講習参加者総数 2007/5〜2008/3 330名(登頂証明書・終了証明書交付人数323名)
 ★ 関連事業・・松本市市制施行100周年記念事業として、北アの自然と登山を広く紹介。
10/7AM9:00〜PM11:00まで、テレビ松本ケーブルビジョンにて、1時間番組として計4回、8/11〜14に実施したMHC登山講習「槍・穂高連峰縦走登山」が放送される。
講師・スタッフ (敬称略)
地元山男  福島實(乗鞍岳肩ノ小屋、鈴蘭小屋社長)、斉藤正仁(上高地山案内人)、奥原宰(西糸屋山荘社長)、沖田政明(槍平小屋社長)、穂苅康治(槍ヶ岳山荘社長、大天井ヒュッテ他)、山崎支配人(常念小屋)、村上文俊(西穂高岳山荘社長)、山口孝(涸沢ヒュッテ社長)、赤沼健至(燕山荘社長)、奥原一成(上高地山案内人)、古川寿雄(徳沢ロッヂ、上高地食堂支配人)、坂上暢慶(上高地アルペンホテル) 
講師 内田良平(日本を代表する山岳写真家)、ゲルラマ・シェルパ(クライミングシェルパ、エベレスト登頂2回等)、鈴木雅則(MHC理事長、安全登山には多くの実績を示す)
MHC山岳委員 大平、河西、古幡、松岡、太田、赤羽、関口、田村、笠原、斉藤、
MHC運営アルバイト 古幡、吉岡、渡邊、林、住岡、丹下、中山、熊倉、斉藤、藤森、堤下内川、柴、塚田、宮入他
−松本市市制施行100周年記念事業−「岳都カトマンズ訪問&世界最高峰エベレスト8848m撮影紀行」
12/24〜2008.1/8までの日程で松本市民を始めとする参加者21名により実施。 参加者一行は、カトマンズ市を表敬訪問して古都カトマンズを探訪。エベレスト山群の奥深く入り込み、ゴーキョピーク5360mの登頂を見事果たし、松本市市制施行100周年記念事業としての岳都交流と、姉妹都市交流の責任も果たす。 。
これらの事業は、井上デパート本館7階大ホールにて、2008.1/31〜2/4、「岳都カトマンズ&エベレスト撮影紀行」写真展として開催。
事業報告写真と共に、参加者並びに一般市民からの出品作品を展示。また同時に9/末〜11/初に実施された未報告の2007MHC登山講習の写真も展示。2/1ホテル・ブエナビスタにて報告会レセプションを開催。カトマンズから副市長代理ジュンカナス・ダカール氏ら13名が來松し、約100名の出席者の中、優秀作品は、カトマンズ市長賞、松本市長賞、商工会議所会頭賞等として表彰する。

3) 国際協力推進プロジェクト
@ 国際協力事業基金の積立
寄付金、講演料、文化事業、物産展示販売の収益そしてMHC登山講習の参加費の一部が国際協力事業基金に積立てられました。私達の小さな活動がネパールの青少年の教育の為に役立っています。 
 
A カトマンズのカレッジへ通学するクムジュン校を卒業した勤勉学生への奨学金及び奨学金事務局運営費支給 
MHC奨学生基金 12名×(Rs2,000/月×12ヶ月)= Rs288,000 約460,800 円。カトマンズ盆地に在る短期大学へ進学する勤勉学生へパサンダワ事務局長が1人づつ、そして1ヶ月毎に、学校生活の様子を確認し、2008年度は1人Rs 2,000/月支給。奨学金事務局運営費 Rs30,000/年 約48,000 円。
☆ 12期生(2007年9月〜2008年8月)
1 Sonam Yeshi Sherpa . New Student . She is studying Himalayan
white House collage .Taking management course , certificate first Year
ソナムエシ  ヒマラヤン・ホワイトハウス・大学 経営学
2 Mingma Rita Sherpa . New Student . She is studying Reliance
International Academy .Taking Hotel Management course .
ミグマリタ  レリアンスインターナショナル大学 ホテル経営学
3 Dawa Yangjee Sherpa . She applied for Nurshing Campus but could not
get seat there and She Joined Relience International Academy Taking Hotel Management .
ダワヤンジ  レリアンスインターナショナル大学 ホテル経営学
4 Mingma Tshering Sherpa , He is doing Diploma third year.
Taking Hotel management course .
ミグナ・ツェリン・シェルパ  Prime College
5 Tashi Tshering Sherpa . He is doing Diploma second year .
Taking Hotel Management course .
タシ・ツェリン・シェルパ  Realince InternatinalCollege
6 Pasang Tshering Sherpa . He is doing Diploma second year .
Taking Huminities course beside it    
he is doing Thanka painting course .
バサン・ツェリン・シェルパ Brilliant MultipleCampus
7 Sonam Phinjo Sherpa . He is doing Diploma second year .
Taking Huminities course beside it  
he is doing Thanka painting course
ソナム・フィンジョ・シェルパ Brilliant MultipleCampus
8 Kancha Nuru Sherpa .
He is doing Certificate second year for the Education 
 カンチャ・ヌル・シェルパ  Pasang Lhamu Sherpa Memorial Collage 
9 Chheten Tashi Sherpa.
He is doing Certificate second year for the Huminities and
Thanka Painting 
 チェティン・タシ・シェルパ  Brilliant Multiple Campus
10 Kanchi Phuti Sherpa .
She is doing Certificate second year for the Education 
カンティ・プティ・シェルパ Pashupati Multiple Campus 
11 Fu Doma Sherpa .
She is doing certificate second year for the Hotel Management 
 フ・ドマ・シェルパ Reliance International Academy
12 Phura Yangjee Sherpa .
She is doing Certificate Second year for the Hotel Management 
 プラ・ヤンジ・シェルパ  Kumari Boarding Higher Secondary
彼らは、エベレスト山麓の村を家族と離れ、200km離れたカトマンズで単身勉学に励んでいます。
B 2002年3月15日よりクムジュン校の学生寮、食堂、台所、シャワー室、水道引き込み工事(600m)等の工事を展開。建設の主な資金が、外務省本省から33,998ドル(約440万円、)が支給され、2002年7月4日建物引渡しを行いました。総工費約510万円。現在、運営費の一部負担をしています。
・電気代50% Rs5,000/月×12ヶ月=Rs60,000 約96,000 円・・MHC学生寮、食堂、台所の電気代です。
・学生寮教師2名の宿舎舎監費用 Rs12,000/年 約19,200 円・・学生寮に同居します。
 
C MHC医学生奨学基金
★M・K基金 医学生ポナム・キャンデールさん
(1985.6.24生、6期生)を応援。医学校:Kathmandu Medical College
Rs6,250/月×12ヶ月=Rs75,000 約120,000 円⇒松本の医療法人が支援。2008年12月に医学コースを終了、2009年2月に医学学校の全授業を終え、来年卒業予定。医師となる。2/2〜2/27信大医学部講習生として同医学校のソナリ・カフレさんと共に来松、研修を行う。M・K基金は今年度で終了となる。   
★S・K基金 看護学生 クリパ・スベディさんを応援。(1986.4.7生、1年生)
看護学校:National Academy of Medical Science Baneshowar, Kathmandu
12ヶ月分=Rs93,750 約150,000 円⇒松本の“あしながおじさん”が支援。
 
D MHCカトマンズ支部運営費 Rs93,750/年 約150,000 円・・MHC本部一般会計より支給。
MHC理事大河原由紀子カトマンズ支部長が運営責任に当たっています。