非営利活動(NPO)法人
Matsumoto Himalaya Friendship Club (MHC)
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2012年3月号 大河原由紀子カトマンズ支部長から届いたメール
3月21日、カトマンズはまるで夏の様相です。日本では桜の開花が待ち遠しい季節のようですが、ネパールの桜は11月に咲くので、あまり花見の気分がでません。
カトマンズ支部たより 大河原 由紀子
友好会の皆様のお元気な様子は、先日届きました会報や、市民タイムスの記事から拝察しております。ネパールからのメッセージはあまり変わったことはありませんが、ちょっと明るいニュースをお知らせしたいと思います。
エベレストに21回登ったアパ・シェルパさん(51歳)が中心になり、ネパール横断の環境トレッキングの旅をしています。新聞やブログでも案内されて評判になっております。
ネパールの東カンチェンジュンガから西フムラまで距離にして1700キロ、を120日かけてのトレッキングです。ご存知のようにネパールの地形は東西に細長く、羊羹のように縦断をする道はあっても横断をいうのは南の平野部分を走るハイウェイだけです。
アパさんは現在アメリカのコロラド在住。エベレストの登山のシーズンにはネパールにもどり、エベレスト最多登頂記録を更新しています。
道筋はヒマラヤの山岳沿いに東から西まで。僻地や、氷河湖をたずねております。期日は2012年1月15日から5月13日までが予定です。3月15日現在はちょうど60日目にあたり、855キロを走破しております。
アパさんがエベレストを最初に登頂したのが1990年、それから21年で21回登頂しました。自分の足で踏破することにより、ヒマラヤの環境破壊を世間に訴えるという使命にかられています。アパさんの故郷ターメ村から飼い犬「セテック」が合流しています。「セテック」は昨年のエベレスト登山ではエベレスト・キャンプII(6,400m)まで登山隊と同行しました
今年、5月28日にはネパール政府の憲法が発表されるとのことです。それまでにこちらも踏破の記録がみられることでしょう。
2011年 9月号 大河原由紀子カトマンズ支部長から届いたメール
9月15日発
8月末、日本の総理大臣が変わった同時期にこちらも首相がかわりました。共産党バブラム・バッタライ新首相57歳です。それから2週間、国政に本気で取り組んでいるようです。
たとえば、ミネラル・ウォーター、食料工場、薬局の抜き打ち検査で、材料がきちんと使われいるか賞味期限はきれていないかなど。
ニューロードの角の有名な甘い物を売る店では、材料を使い回ししているとのことで、店が一時的でしょうが封鎖されています。またダサイン祭も近く、肉、野菜の値段の統制もはかるようです。庶民は拍手、拍手です。
ネパールは民主化をめざしておりますが、教育のない人が多く、言葉、文章で入っていくより、上からのきちんとした指示、実践がよりよい効果を生むのではないでしょうか。
秋に向かい、カトマンズも観光客でにぎわってきました。我社の経営するタメルのレストラン「ラム・ドードル」に凄い登山家をお迎えし、一緒に食事をしました。日本のトップ・クライマーの平出和也氏と谷口けいさん(女性)です。
9月初旬からチベットのナムナニ峰(7694m)の南東壁を登る二人の精鋭登山家です。
平出氏はこの5月エベレストの登頂をはたしておりますし、谷口さんはエベレスト、マナスルの登頂者です。夕方、レストランの屋上でビールを飲みながら話はつきませんでした。
ネパールに住んで良いと思うのはこういう時です。普段、絶対に会えない人に会って、話ができる。
カトマンズ支部便り
皆様はお元気で暑い夏をのりきったと聞いております。こちらもモンスーンの終わりが近いようで、大きな青空が広がっています。
8月末、車で東ネパールのジャナクプルに行ってきました。カトマンズから車で片道700キロほど。ヒンズー教の聖地で、叙事詩「ラーマーヤナ」の主人公ラーマ王子とシータ王女の結婚式が行われたところです。
インドのビハール州と陸続きのため、ネパールでないような雰囲気のところでした。ネパールで唯一の汽車がここからインドに続いており、駅もありました。
写真のジャナキ寺院が市の中心になっています。近くにはミティラ・アート(民族芸術)女性開発センターもあります。独特の絵は家の内外の壁に描かれておりました
ミティラ・アートの小さな作品はカトマンズ市内でも売られています。
本場に行き、まわりの景色、生活と合わせ絵の雰囲気が納得できました。
いつか機会がありましたら、ぜひお出かけください。
大河原 由紀子
2011/1/28 大河原さんより届いたメールです。
1月19日に会社がやっているレストラン「Rum Doodle」に加藤登紀子さんをお迎えしてコンサートをしました。
今回、国連環境親善大使としてネパールに来られました。
加藤さんは1972年にネパールに来る計画があったそうです。が、ちょうどパキスタンの独立運動の最中で、カトマンズ市内はバングラデッシュからの難民があふれており、計画を変更せざるをえず、他の国に行かれたそうです。
それから幾星霜、今回ようやくあこがれのネパールを訪れる事が出来て、大変幸せだったそうです。コンサートでも幾度も涙が出たそうです。
私事ですが、加藤さんと話しましたのは、40年前、私がはじめてネパールに来る時、日本から加藤さんのカセットテープを大事に持って来たこと。その当時も停電が多いカトマンズでした。本当に擦切れるほど聞きました。最後はテープが切れてしまいましたが。そんな想い出の加藤さんの歌をじかに聞かれ、幸せいっぱいでした。
2010/9/14 大河原さんよりメールが届きました。
先週、土曜日のTeej祭りの写真(新聞からですが)添付送ります。
ヒンズー教の女性が、夫の長寿を願う祭りで、パシュパティ寺院にくりだします。
前日、お腹いっぱい食べ、当日は一日食事/水一切口にいれません。この日は一日、家事から解放されます。寺院でシバ神に礼拝します。町々の角から赤いサリーの軍団がくりだしてきます。食べない、飲まないでよく唄い、踊れると感心します。
女性は一日だけ家事から解放されるとして、あとの364日は家にしばりつけられるというわけらしい。
会社の男性に聞くと、(いや〜最近は女性の力がつよく、これは形式だけ)、と言っていました。
これはパタン市のヒンズー教のクンベベシュワール寺院で、パタン在住の人はここにおまいりに行きます。Teejの日には寺のまわりに集まり、地面にござを引いて、お坊さんより祈祷をしてもらいます。
左)Teej祭りの写真(ネパールの新聞から)右)パタン市のTeejの日
2012年3月号 大河原由紀子カトマンズ支部長から届いたメール
カトマンズの情勢です。
新しい政権が発足後、いろいろ試行錯誤はありますが、まあ、よい方向に進んでいるように思います。数ヶ月前は、ダンス・レストランの夜11時以降の営業を禁止しました。
ダンス・レストランというのは、お酒も飲ませるし、ちょっといかがわしい、おまけに遅くなると、喧嘩がはじまったりして風紀もよくない。ところが、今週から、カトマンズ市役所は歩道の物売りを禁止しました。今日はスタピット市長と物売りの代表が話し合っております。
シャツ、時計、野菜、クスリなど歩道一杯にひろげ、歩く人は大変迷惑しておりました。
物売りの団体は、生活の糧を失ったとデモをかけたりしています。でも税金もなにも一銭も払わずに商売しているのですから、その人達の権利もないでしょう。生活を保障しろ、と市長にせまっています。これが民主化だと思われても困る。この手でアジる人が多くなりましたね。
スタピット市長も大変でしょう。結果はまたお知らせします。
5月大河原さんよりメールが届きました。
昨日のネパール第一回目の制憲議会もうまくまとまり、本日からネパールは共和国となりました。
正式には [Federal Democratic Republic of Nepal] 国王は王宮から2週間以内に、出ることとなります。
市内の私邸に移ることとなります。まったくの混乱もありませんでした。240年続いた王政がなくなりました。日本の江戸時代みたいですね。
一応すべての政党が手を携えてと新聞には書かれておりますが、これはどうですか?
いずれにせよ、落ち着いた平和な国に戻ってほしいと思います。
5月大河原さんよりメールが届きました。
明日、国際会議場にて第一回の制憲議会が開かれる予定です。
新生ネパール共和国が誕生するということなのです。
国王を現在のまま象徴としてネパールにいるのか、追放になるのか、という話もあります。
先日の選挙ではマオが圧倒的多数で勝利したのにもかかわらず、コイララ首相はまだそのままでいるし、一説には大統領となるなど、政治が混沌としております。
大統領(非常事態宣言権をもち、ネパール軍の掌握)副大統領、首相、政権議会議長を最大4政党で分担する。これでは再び混乱をまねきますね。どうなるのでしょうか。
すでに学校は休みとなりました。もしかして外出禁止令などがだされるかもしれません。
第9回 NPO法人松本ヒマラヤ友好会通常総会に向けて
カトマンズ支部長よりメッセージが届きました。
カトマンズ市内はジャガランダの紫の花が風にゆれとても印象的です。
本年もまた松本ヒマラヤ友好会の通常総会に出席できませんが、ネパールから熱いエールを送りたいと思います。
本年4月10日 には、ネパールの制憲議会選挙も終わり、予想外のマオ政権が第一党となりました。もしかするとこれはシナリオ通りなのかもしれません。国民が大きな期待をもって新政権を迎えようとしております。5月28日には第一回の制憲議会が開催される予定です。
ネパールには現在、石油製品の値上げ、穀類の不足など新政権にかける国民の気持ちも大です。このまま静かで落ち着いた政府が続行してくれれば今後、ネパールには観光客・トレッカーがあふれることは間違いないでしょう。
今年、気がついたことはエベレスト、クンブー地域にあるイムジャ氷河湖の決壊が懸念されるそうで、日本から学者、山岳会、報道関係者がおしかけました。昨年、朝日新聞が大々的にこのあたりの調査、空撮をおこなったことにもよります。
5,300mにあるこの氷河湖が地球温暖化のせいで決壊しますと、10分後にはディンボチェ村が被害にあい、その下流、ルクラ周辺の住人も一時間以内に災害に遭うというものです。ヒマラヤ全土に3,000個の氷河湖があり、決壊が予想される氷河湖はネパールに全土に30個あるという調査報告があります。
氷河湖崩壊による洪水は専門用語でGLOFs(Glacial Lake Outburst Flooding)といいます。
ヒマラヤ清掃登山で有名な野口健さんはこのことを日本の鴨下環境大臣と一緒に福田総理にも会い訴えました。地球規模での活動が必要とのことで、北海道洞爺湖サミットの議題として取り上げていただきたい、と要望されたそうです。
エベレスト登山も含め、相変わらず多種多様なネパールですが、皆様の援助で続いているヒマラヤのシェルパ奨学金も効果をあげております。あわせてGLOFsにも関心を持たれる事をすすめます。なんといっても奨学生の故郷なのですから。
今後ともよろしくお願いいたします。
2008年5月17日 NPO法人松本ヒマラヤ友好会 カトマンズ支部長 大河原 由紀子
4月大河原さんよりメールが届きました。
4/24
今年のエベレスト登山は、すごい数の人がはいっております。
中国問題でチベット側にはいれないので、こちらにまわってきました。全部で31隊。
ベース・キャンプなどは1,000人以上の人が生活するわけですから、トイレ、ゴミ問題など、環境問題もおおきく取り上げられるのではないでしょうか。きたないでしょうね。
3月大河原さんよりメールが届きました。
3/19
ネパールは4月10日の選挙にむけ、お祭り騒ぎみたいです。
選挙がおわったからといって平和がくるのでしょうか。
ガソリンなどの石油製品は順調にはいってきます。
ネパールの停電は相変わらずで、一日8時間の停電はちょっとひどい。
20年2月大河原さんよりメールが届きました。
2/26
市内のガソリン不足は本当に大変です。
一応は解決をみたのですが、まだまだ石油製品の不足で、石油の行列は6時間待ちと聞きました。
旅行業者も困っています。
2/27
未だ、ネパールの混乱はおさまっていません。
カトマンズ盆地は車のジーゼル、ガソリン、石油も十分に足りてはおらず、困っております。
本日、郵便局より「撮影紀行」受け取りました。 写真がすばらしいですね。
一部をキャンディールさんに渡します。
2/10
ネパール全土の計画停電については、ご存知かとおもいます。
カトマンズ、現在一日8時間位の停電です。 ホテルでも発電機などを使用していないところでは懐中電灯は必携。
ネパールの南のタライ一帯で政治闘争によるネパール・バンダ(ちょうど一週間になります。)が続行しています。そのため、カトマンズ盆地にガソリン、石油、LPGガスがはいってきません。
昨日、今日あたりから、スクールバス、病院のスタッフ洋用のバスに燃料がなく問題となっております。 これは解決するだろうと思いますが、バンダが終わらなければ、どうしようもありません。
踏んだり、けったりのネパールです。
3,4月には解決してくれないと、仕事に支障をきたします。
お知らせまで。
11月大河原さんよりメールが届きました。
ご無沙汰しております。
10月26日からアメリカのワシントンに来ております。
年末のゴーキョのグループ、すでにメンバーが決まっているそうですね。
すばらしいことです。アルパインツアーから連絡がありました。
寒いのですべてロッジ泊とされるようですね。気をつけてください。
昨日、カトマンズからの連絡ではカトマンズの看護学校のクリッパ・スベディさんの入学が許可され、学校が始まったそうです。
授業料をRs.95,000支払いました。学校からの領収書を近日中にそちらにお渡しできると思います。良かったです。スポンサーの女性によろしくお伝えください。
彼女は日本語は話せませんが、英語は綺麗に話します。
年末にヒラリー校の奨学生を呼ばれるときに一緒に招待してください。
これから4年です。がんばるそうです。
昨日、今日は朝から冷たい雨が降っているます。ワシントンは市内が大きな公園のようで、紅葉がとても綺麗です。ヒマラヤは木がたくさんありますが、紅葉はないので、感激しています。
いろいろ、ご迷惑をおかけしておりますが、何卒よろしくお願いいたします。
しばらくネパールの正常も安定しているようで、ほっとしております。
ありがとうございました。
10月3日大河原さんよりメールが届きました。
日本大使館よりのお知らせです。
本年11月22日の選挙に際して、日本大使館よりのお知らせです。
下記、8郡は南のインドとの国境線のあたりで、トレッカー、観光客も行かないところです。
お知らせまで。 大河原
大使館からのお知らせ
10月3日(07−38)
制憲議会選挙に向けて治安が悪化が予想される地域への注意喚起について
1.治安悪化が予想される郡への渡航自粛要請
(1)先月後半、ネパール警察から制憲議会選挙に向けて治安が最も悪化すると予想される8郡が公表されました。これらの郡については、すべて東タライ地域であり、以前から過激グループ同士の衝突で、死傷者を多数出している地域でもあり、また、同選挙開催に反対するグループも未だにいくつかあることから、今後の政局の動き次第で、これらの地域で過激な抗議活動あるいは、テロ活動等を選挙前及び選挙当日に実施する可能性も十分に考えられます。
(2)従って、制憲議会選挙が終了までの間、下記地域への渡航は避けることをお勧めいたします。また、やむを得ず渡航した場合は政治集会、行進など興味本位で近づくのは危険ですので避けて下さい。また、下記地域から更に付近へ拡大するおそれもあるので、最新情報の入手に努めて下さい。
2.対象地域
(1)パルサ郡
(2)バラ郡
(3)ラウタハート郡
(4)サルラヒ郡
(5)マハッタリ郡
(6)ダヌーシャ郡
(7)シラハ郡
(8)サプタリ郡
3.非常時の連絡先
(1)大使館 電話 (代表) 442ー6680
(2)領事担当 98510−20158
(3)警備担当 98510−20150
5月12日大河原さんよりメールが届きました。
風薫る5月、皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。ネパールは昨年の11月22日、ネパール会議派とマオイストが手をたずさえ、和平協定に調印しました。民主化、新生ネパールをめざして、暫定立法府が動きだしております。少しずつではありますが、落ち着いた政治がおこなわれるようになってきていると感じます。同じ国民が十年以上にわたり、主義主張が異なるからと戦っているというのは、どういうことなのでしょう。出口の見えない戦いでした。ひとつひとつ解決していくしかありません。
MHCカトマンズ支部はシェルパ奨学金のお手伝い、物産展への品物の購入、などを主な仕事としております。3月末には皆様、ご存知のタンボチェ僧院の丘に故橋本総理の追悼碑建立のお手伝いをいたしました。エベレストを正面に眺められる最高の場所です。碑には「人、山、愛、龍は飛ぶ」と刻まれております。トレッキングの途中でここを通りかかりましたら、是非お立ち寄りください。
4月には登山家、野口健さんが、チベット側からのエベレスト清掃登山への途中、会社に立ち寄られました。同時に日本の富士山の清掃登山を女優、若村真由美さんを中心としておこなったそうです。野口さんは何年もかけてヒマラヤの清掃登山を実行しております。お世話になったヒマラヤにゴミを残してゆくのはよくない、というのが野口さんの主張です。
ゴミ集めを通じて、ネパールの若者に他人への思いやりを教えています。また野口さんは基金をあつめ、シェルパの山で亡くなった遺族、子供の面倒もみております。基金もさることながら、忍耐力も必要です。ヒマラヤの登山記録だけに挑む登山家が多々あるなかで、野口さんの行動は賞賛にあたいすると思いませんか。松本ヒマラヤ友好会が現在やっている、シェルパ奨学金とも同じ意味合いをもっております。エベレスト街道を歩いていると、MHC奨学金をもらったんです、というシェルパに出会います。それぞれの分野で活躍しておりますよ。
ぜひ皆様もその奨学生たちに出会う旅にご参加ください。
千客万来のカトマンズ支部です。
4月14日大河原さんよりメールが届きました。
ネパールは去る4月14日から2064年がはじまりました。
祭日リストを送ります。
これはビクラム暦とよばれるもので、太陰太陽暦です。
たとえば、お釈迦様の生誕祭はこちらでは4月8日ではなく、今年は満月になる5月2日となっています。
GOVERNMENT & HIMALAYAN JOURNEYS/ SHANGRI LA TOURS
HOLIDAYS FOR THE YEAR 2007 - 2008
01. Shree Panchami 23 January 2007
02. Martyr's Day 30 January 2007
03. Mahashivaratri 16 February 2007
04. Democracy Day 19 February 2007
05. Fagu Purnima 03 March 2007
06. Ghodejtra 18 March 2007
07. Chaitraastami 26 March 2007
08. Ramnawami 27 March 2007
09. New Year's Day 14 April 2007
10. Loktantra Diwas 24 April 2007
11. World Labour Day 01 May 2007
12. Buddha Jayanty 02 May 2007
13. Janaipurnima 28 August 2007
14. Gaijatra 29 August 2007
15. Krishna Janmastami 04 September 2007
16. Tij (Women only ) 14 September 2007
17. Rishi Panchami (Women only) 16 September 2007
18. Indra Jatra 25 September 2007
19. Ghatasthapana 12 October 2007
20. Dashain 18 ? 21 Oct. 2007 *
21. Tihar 09 ? 11 Nov. 2007
22. Martyr's day 30 Jan January 2008
23. National Democracy Day 19 February 2008
24. Mahashivaratri 06 March 2008
25. Women's Day (Women Only ) 06 March 2008
26. Fagu Purnima 21 March 2008
*Note: All Government Offices are closed till 18 October ? 26 October 2007 for Dashain
3月30日大河原さんよりメールが届きました。
3/28、明日はタンボチェ寺院に建てた、故橋本総理の追悼碑の式(30日)に橋本夫人、息子さん、ジュディ・オングさんがカトマンズに来られます。また先に来ている、野口健さんもタンボチェ寺院で式に出られるそうです。
我々もヘリコプターで同行することになりました。
4/4すっかり暑くなりました。日中は28度もあります。ストーブをかたずけていないのに、もう扇風機がほしい。私は故橋本総理の追悼碑がタンボチェ僧院に出来上がり、タンボチェへ行ってきました。またジュディ・オングさんが橋本夫人ときておられ、私も一緒にポカラへも行ってきました。
19年1月3日大河原さんよりメールが届きました。
大河原由紀子カトマンズ支部長からのメールを紹介します。
明けましておめでとうございます。ネパール全体に明るい兆しがみえてきたようで、喜ばしいことです。当然今年6月の総選挙までには、まだもめるでしょうが、すでにどちらも戦いには飽きてきているのではないかと思われます。現在、国連の調停がはいっていますが、2度と戦いなど
ということがないように、しっかりした合意を取り付けておいてほしいものです。
大河原由紀子
11月9日大河原さんよりメールが届きました
昨夜、夜中すぎまで、ネパール7大政党とマオイストとの話し合いがおこなわれました。話し合いは雨季前から数回にわたっておこなわれたものですが、昨夜、国連の干渉のもとにお互いに合意点がみつかりました。
今日の新聞の一面には「PEACE AT LAST」ということで、選挙のこと、武器のこと、新しい憲法についても合意点が発表されました。まだ、マオイストの下部レベルの暴力などがあるかもしれませんが、ネパールがよい方向に向かっているのだけは確かです。久しぶりにこんなうれしいニュースを聞きました。
英文の詳細を添付で送ります。お知らせまで。 大河原
Following a series of meetings for last six months, the seven political parties and Maoists finally reached an agreement last night on both political and arms issues to end the 11 year Maoist insurgency in Nepal.
The top leaders of seven political parties and Maoists signed a final document reaching consensus over six major points which include Monarchy, Interim Government, Interim Parliament, Peace Accord, Constituent Assembly Elections and Arms Management.
The major points which were decided in the last night’s meeting held at the Prime Minister’s resident in Kathmandu are:
1. The fate of the monarchy will be decided by the first meeting of constituent assembly.
2. Comprehensive Peace Accord by 16 Nov, 2006
3. The formation of Interim parliament including Maoists by Nov 26, 2006.
4. The formation of the Interim Government including Maoists by December 01, 2006
5. Constituent Assembly Elections by mid June, 2007
6. Separation of Arms from Maoists combatants and lock them in storages by 24 November, 2006 which will be supervised by the UN.
The people in Nepal have welcomed the agreement and are very happy with it. With the above agreement we believe that there will be a long lasting peace and boost the tourism once again in Nepal
Please feel free to email us if you are interested in any further details about the above agreement.
With best wishes,Arun Dali
18年5月12日大河原さんよりメールが届きました。
風薫る五月、カトマンズ市内は紫色の街路樹ジャガランダが風にゆれ、風情をかもしだしております。この数週間市内も落ち着いてきました。
ネパールは数年前から、政情の不安定が続いておりました。4月に19日間にもおよぶ主要7政党によるゼネスト、地方でのマオイストによる暴動などがあり、日本外務省の旅行危険度も2段階ひきさげられました。今は元に戻っております。
24日、国王が実権を政党に渡すことで和解がすすみました。新しいコイララ政権のもと、大臣も指名され、政権議会政治の復興にかけております。おかげでこのゴールデン・ウィークは日本からのお客は皆無。久しぶりにのんびりした日を送っております。
5月初旬、ニュージーランドからヒラリー卿が2年ぶりでネパールに来られました(御年86歳)。皆様も協力されたクムジュン・スクールをヘリコプターで視察されました。ヒラリー卿はヒマラヤン・トラストという組織を作り、世界中からお金を募り、クムジュンを中心にこの地方の医療、教育に年間約40万ドルというお金を費やしていると新聞に書いてあります。なるほど、クムジュン・スクールの教育程度はこのあたりでは群をぬいて優秀です。
ヒラリー卿にはネパールが第二の故郷とのことで、ニュージーランドでは旅行の危険情報にもかかわらず来られました。
皆様の手がけたスクールがこのようなかたちでどんどん大きく成長していることに心からお喜び申し上げます。
カトマンズ事務局長から近況報告が届きました。
ナマステ。ネパールよりご挨拶申し上げます。
この3週間のネパールにおける政情不安については既にご存知のことかと思います。多くのデモやストライキ、外出禁止令等を経て、国王は議会の拘束を解き、民主政治が復活しました。
事態は今、正しい方向へと進みだしているように思われます。そしてすべてのネパール国民にとって、より良く改善されていくことを願っています。
マオイスト達も3ヶ月の停戦を呼びかけています。
卒業試験が4月に行われ、学生たちはその結果を待っているところです。結果が出た後、彼らはカトマンズに来て私に連絡してくることになります。彼らから連絡があり次第、新しい奨学生の詳細について連絡いたします。
大河原さんから、奨学生達の為のお金を受け取ったとお聞きしました。2006/2007年度奨学基金の送付に心より感謝いたします。
奨学生の継続的なサポートに対し、鈴木さん、そして松本ヒマラヤ友好会のすべてのメンバーの皆様に感謝申し上げます。
ありがとうございます。
Namaste and Many Greetings from Nepal
You must have surly heared about the political turmoil in Nepal during the past 3 weeks. After many demonstrations , strikes and curfews days , the king has reinisted the parliament and democracy has been restored.The situation now seems to be moving towards the right direction and hope things will improve for the betterment of all Nepalis. The Maoists have also called for a 3 months ceasefire.
The SLC examination is finished in Aprill and the students are waiting for their result. After the result they should com to Kathmandu and contact me . I will send you the details of the new students as soon as I get from them.
Mrs Okawara informed me that she got the money for the scholarship student .Thank you very much for sending the scholarship fund for 2006/2007.
I would like to thank you and all the member of MHC for the contineu support for the students.
Thanks